回 | 内容 |
1 | (概要) ガイダンス (内容) 授業の概要,目的,到達目標および授業の方法について説明を行う。評価規準について説明する。危機管理学部またはスポーツ科学部において身に付けるべき教養について地理学1を例にして指導する。 (運営方法)講義 (予・復習)予習:なし 復習:時間と空間の中に自分を位置づけ,相対化を試みる。
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2 | 概要) 地理と地理学 (内容) 地理と地理学の意味の違いを理解し,人間社会の変化の中で,地理学がどのように発展してきたかを考察する。さらに,環境問題や国際理解などの諸課題に地理学的なアプローチがどのような役割を果たすかについて考察する。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:「地理」と「地理学」の意味を辞書等によって調べ,その相違について考察する。 復習:地理的な見方・考え方の重要性について考察し,地理学の応用事例について調べる。 |
3 | (概要) 環境とは何か (内容) 環境を意味するいくつかの外国語を手引きにして,環境の概念について理解する。光合成や食物連鎖について理解し,生態系における生物同士の関係から環境について考察する。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:環境の語について,英語,独語,仏語などの表現と語源等を調べる。 復習:人間を地球生態系に位置づけ,人間社会と他の生物との関係を考察する。
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4 | (概要) 人間にとっての環境要素 (内容) 主体を人間とした場合の環境要素について理解する。人間と環境との相互作用について理解し,人間による環境形成作用について考察する。公害問題と環境問題の相違,地球環境問題の特徴について考える。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:公害問題と環境問題について調べる。 復習:代表的な地球環境問題についてまとめる。
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5 | (概要) 地理の基礎的事項 (内容) 地理的位置の座標としての緯度・経度,地図とその表現,さまざまな境界,時差,空間スケールとしてのミクロ・マクロまたはローカル・グローバルなどのトピックスについて理解する。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:大学入試センター試験の地理A「地理の基礎的事項」の設問を解く。 復習:自宅周辺のWeb地図をいくつかの縮尺で表現させ,そこに示される地理情報の相違について考察する。
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6 | (概要) 日射量分布と大気大循環 (内容) 日射量とその季節変化について作業を通して理解する。緯度・太陽高度・日射量・気温の関係について考察する。大気大循環の発生メカニズムについて理解する。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:NHKの10minボックスのWeb教材を視聴し,太陽の日周運動と年周運動について理解する。 復習:世界各地の降水の年変化と大気大循環との関係について考察する。
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7 | (概要) 緯度帯と気候帯 (内容) 気温と降水量の分布の特徴を知り,気候帯が緯度的成帯性を確立させていることを理解し植生帯や土壌帯と関係が深いことを考察する。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:世界の気候帯分布の特徴を調べる。 復習:雨緑林と夏緑林について考察する。
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8 | (概要) 熱帯の人々の暮らし (内容) 熱帯気候地域の自然環境の特徴について理解する。熱帯気候地域特有の産業及び人々の暮らしについて理解する。熱帯林破壊やサンゴの衰退などの環境問題について考察をする。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:赤道直下の都市の日長季節変化について調べる。 復習:熱帯気候地域の国と日本との貿易について調べる。
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9 | (概要) 乾燥帯の人々の暮らし (内容) 乾燥気候地域の自然環境の特徴について理解する。乾燥気候地域特有の産業及び人々の暮らしについて理解する。砂漠化や水不足などの環境問題について考察をする。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:乾燥限界の考え方について調べる。 復習:『森林の思考・砂漠の思考』について要約する。
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10 | (概要) 温帯の人々の暮らし (内容) 温帯気候地域の自然環境の特徴について理解する。温帯気候地域特有の産業及び人々の暮らしについて理解する。酸性雨などの環境問題について考察をする。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:気候帯別の人口について調べる 復習:「環境決定論」について要約する。
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11 | (概要) 冷帯の人々の暮らし (内容) 冷帯気候地域の自然環境の特徴について理解する。冷帯気候地域特有の産業及び人々の暮らしについて理解する。オゾン層破壊などの環境問題について考察をする。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:永久凍土やレスの分布を調べる。 復習:作物の栽培限界について考察する。 |
12 | (概要) 寒帯の人々の暮らし (内容) 寒帯気候地域の自然環境の特徴について理解する。寒帯気候地域特有の産業及び人々の暮らしについて理解する。極圏の利用について考察する。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:森林限界について調べる。 復習:南極条約について考察する。
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13 | (概要) 気候変化と生物・人間 (内容) 第四紀の気候変化について理解する。氷河性海水隼変動について理解し,関東平野の地形発達史について考察する。地球温暖化に伴う気候変化の特徴について理解し,その問題点を考察する。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:ミランコビッチ・サイクルについて調べる。 復習:地球温暖化によって人間社会が受ける影響について考察する。
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14 | (概要) ローカルな気候 地形と気候・都市気候 (内容) 地形と気候とのかかわりを理解し,気象災害と地形との関係を考察する。都市のヒートアイランド現象について理解し,人間社会との関係を考察する。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:気候因子としての地形について調べる。 復習:熱中症救急搬送者数と都市化との関係を調べる。
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15 | (概要) 地理学1のまとめ (内容) これまでの授業での学びを振り返り,地理的見方・考え方について自分の言葉で説明を試みる。 (運営方法) 講義 (予・復習) 予習:授業のノートの全体を振り返る。 復習:専門教育の学修と地理学との関係を考察する。
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